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身近に潜むフードファディズムとは?

  こんにちは!毎週金曜日にお届けしております 【栄養士からのあったか健康通信】です!
今週は石崎が担当します。

突然ですが、あなたはテレビ・雑誌・書籍等で「○○は健康に良い!」「○○によって痩せやすくなる」と
食にまつわる情報を目にした際、どのような行動をとりますか?
実際、紹介された食品を買い込んだり、紹介された食品が品薄状態になっている状況に出くわしたことはありませんか?

このように、情報を一側面から見て、特定の食品が身体に与える影響や効果を信じることを『フードファディズム』といいます。

本日は、私たちの身近に潜む『フードファディズム』について紹介します。

フードファディズムの問題点と解決策

 

例えば、「身近にある血圧を下げる果物」と紹介された場合どのように捉えますか?

「血圧を下げる食品は果物である。」と捉えた場合、
多くの人は血圧と果物を強く関連付け「果物=血圧を下げる」と判断し、
必要以上に果物を摂る傾向が見られます。

このように、情報を一側面から見て食品の機能や効果を判断することによりフードファディズムに翻弄されます。

本来、健康とは栄養バランスの良い食事によって成り立ちます。
栄養バランスの良い食事とは、一日3食を基本をし、主食・主菜・副菜をはじめ、食べ物や飲み物などを過不足なく摂取していくことです。

当然、果物だけを選択し食べ続けることは食事内容の偏りにも繋がりかねません。

では、果物を用いて情報を正しく理解する解決策を紹介します。

結果、果物だけではなく様々な食品を摂取する機会ができ、バランス良く食の選択ができるようになります。

それだけでなく、食品に含まれる栄養素を意識でき、「血圧を下げるために果物を食べると良い」という“情報を表面的に捉える”習慣の解消に繋がると考えられます。

食事は日々の積み重ね

いかがでしたでしょうか。
私たちの身の回りには、食にまつわる情報が多く存在し、正しい情報を見極めていくことは非常に難しいことだと思います。

正しく見極める際、表面上の情報や要約された情報に疑問を持つことが重要です。

また、私たちにとって食事とは生活に欠かせないものであり身体と心の健康を保つ要素があります。

健康とは日々の食習慣が土台になって導かれるものであり、特定の食品のみで心身が整えられるという単純なものではありません。

 おひとりで悩んだりせずに、普段の食事について何かお困りのことやご不明点があれば、私たち管理栄養士にいつでも相談ください。
みなさんの体と心の健康を心より願っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

まとめ

 表面上の情報や 要約された情報に疑問を持つことが重要!

情報を一側面から見て食品の機能や効果を判断すると食事内容の偏りにも繋がります。
表面上の情報だけでなく、色々な情報を基に判断することが重要です。

 食品の栄養価や効果を調べてみよう!

「〇〇は体に良い!」などの情報に対して、何の栄養価が効果的なのか、どんな食品に含まれるのかを調べる癖をつけましょう。
すると、体にとってより良い食事の選択肢が広がりますよ。

       

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