今週は森が担当します。
夏も通り過ぎて気候も景観も少しずつ秋に変わりゆく季節になりました。
金木犀(キンモクセイ)の香りに秋の訪れを感じた方も多いのではないでしょうか。
「食欲の秋」と呼ばれるほど、旬の食材が豊富でついつい食べ過ぎてしまうこの季節...。
実は食欲は「香り」によって促進・抑制されるため、食事における香りの要素がとても重要です。
今回は食欲と「香り×食感」の関係についてご紹介します!
食欲は香りに左右される!?
食事で“おいしい”と感じる感覚は、味・食べる環境・料理の見た目などの様々な要素から生まれます。
その中で「香り」は味覚に直結するため、食欲を構成する上で、特に重要な要素なのです!
鼻が詰まって匂いを嗅ぎ分けられない時は、「何を食べても味がしない」という経験をされた方も多いのではないでしょうか。
厳密には甘味や酸味、塩味など「味」として認識はできても「香り」が感じられないことで、食品や食事を決定づける一要素がなくなるため、結局“何を食べているか分からない”状態になってしまいます。
何を食べているかわかない食事では食欲は湧いてこないですよね…。
違う見方をすれば、食欲と香りに密接な関係があることから、「香り」の特徴を活かすことで食欲をコントロールすることも可能と言えるのです。
食べ過ぎ防止に役立つ香りとは!
食欲を抑える香りの情報が鼻から大脳へ送られると、交感神経にある満腹中枢が刺激されて満腹感が得られるという仕組みになっています。
そのため、交感神経に働きかける柑橘系の「リモネン」やバニラの香りを活用すると食べ過ぎ防止には◎。
最近では通年手に入りやすいグレープフルーツやオレンジを小腹が好いたときに間食として取りれ入れてみてはいかがでしょうか。
また、同様の香りがするハンドクリームを塗ったりアロマオイルを焚くのも食欲抑制に効果的かもしれませんね♪
なお、強い香りを長時間嗅いでしまうと、過剰な食欲不振や具合が悪くなってしまう原因にもなりますので無理のない範囲でお試しください。
食欲の秋、少し食べ過ぎているかも…という際には、香りで食欲をコントロールしてみてはいかがでしょうか。最後までお読みいただきありがとうございました。
まとめ
食欲と香りに密接な関係にあり!
「香り」は味覚に直結するため、食欲を構成する上で、特に重要な要素。「香り」の特徴を活かすことで食欲をコントロールすることも可能なのです。
ダイエットには「リモネン」や「バニラ」の香りがおすすめ!
満腹中枢が刺激する作用がある「リモネン」や「バニラ」の香りを嗅ぐと食べ過ぎ防止が期待できます。柑橘系の果物を取り入れたり、同じ香りのするハンドクリームやアロマも効果的です。