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ストレスには今が旬の〇〇を食べよう!

  こんにちは!毎週金曜日にお届けしております【栄養士からのあったか健康通信】です!
今週は山﨑が担当します。

12月に入り、ラストスパートを掛ける季節になりましたね。
年末年始にかけて毎日忙しく、お疲れの方も多いのではないでしょうか?

2022年の最後まで元気に乗り切るためにお勧めしたい野菜は、今が旬の【芽キャベツ】です。
今回はストレスに効果的な“ある栄養素”を豊富に含む【芽キャベツ】についてご紹介いたします!

知っているようで知らない!?芽キャベツの秘密

 

芽キャベツと聞くと「キャベツの若い芽」だとお考えの方も多いのではないのでしょうか?
実はキャベツとは育ち方や栄養価が異なり、ひとつの株で50個も実がなる、子沢山のキャベツなのです!

特に注目していただきたい栄養素は【ビタミンC】
なんと芽キャベツはキャベツの約4倍も多く含まれています。
このビタミンCはストレスから体を守る「抗ストレスホルモン」に欠かせない栄養素なのです。

ビタミンCとストレスの関係

“ストレス”と一口に言っても種類は様々。

例えば、不安や緊張といった精神的なものから、騒音・過労・睡眠不足・温度なども体にとっては負担となっているのです。
様々な要因で身体に負担が加わると、副腎から【アドレナリン】というホルモンを分泌し、体を守るための行動を起こします。

<例>
【寒さ(ストレス)】→アドレナリンの分泌
→血管・筋肉の収縮により放熱の減少、熱産生
⇒体温維持することでストレスから体を守る

アドレナリンによって寒さから体を守るための行動を起こし、体温の維持に繋げているのです。

ビタミンCはアドレナリンを分泌する際に利用されるため、分泌量に応じて消費量も多くなります。
また、体内で生成することも難しいため、毎日継続的に食事から摂ることが大切です!

  ★おススメの食べ方

  芽キャベツは中サイズ(12g)につきビタミンCが【約20mg】も含まれているため、5-6個食べるだけで、1日の必要量を満たすことができます。 芽キャベツのビタミンCを効率よく摂取するためにご紹介したいのが【クリームシチュー】です! ビタミンCは水に溶けやすい性質があるため、スープにすることで余すところなく飲むことができます。 また、芽キャベツが持つほろ苦さをシチューの油分でコーティングすることで苦さを緩和して食べ易くなりますよ。    いかがでしたか?
普段の食生活に芽キャベツを取り入れ、ストレスに負けない体づくりを目指しましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

まとめ

 ストレスから体を守る「ビタミンC」

ビタミンCには、日常生活でかかる様々なストレスから体を守る効果があります。
体内で生成することが難しい栄養素のため、食事から積極的に摂取することを心掛けましょう!

 芽キャベツのビタミンCはキャベツの4倍!

芽キャベツは小さいながらもキャベツの約4倍のビタミンC含有量を誇り、5-6個食べるだけで1日に必要なビタミンC量に到達してしまうほど。
ビタミンCは水に流れ出やすいため、シチューなどスープに入れて余すことなく食べることがおすすめです!