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知っている!?牛乳と豆乳の違い

  こんにちは!毎週金曜日にお届けしております【管理栄養士からのあったか健康通信】です!
今週は石崎が担当します。

近頃、多くのお客様から
「牛乳と豆乳は何が違うの?」
「牛乳と豆乳はどちらが体に良いの?」と
お問い合わせをいただきます。

そこで、今回は皆さんからいただいた、
牛乳と豆乳に関する疑問にお答えします!

●牛乳と豆乳は乳製品?

 

牛乳とはその名の通り牛から搾った乳です。
一方で豆乳とは、大豆を水に浸してすりつぶし、
水を加えて煮詰めた汁をこし生成されます。

どちらとも「乳」という字が使われますが、
豆乳は豆腐や納豆などと同様に
【大豆製品】に分類されるので
乳製品とは栄養価も異なります。

また、牛乳は動物性食品、豆乳は植物性食品と
大きな違いがあります。

●牛乳と豆乳の栄養素の違いは?

骨の健康のために牛乳を飲んだり、
良質なたんぱく質でダイエットをするために
豆乳を飲んだり、様々な理由があると思います。

また、「毎日飲むなら豆乳と牛乳のどちらがいいの」という
疑問をお持ちの方はいないでしょうか?

牛乳の魅力は、カルシウムを豊富に含むことであり、
その量はなんと、豆乳の約7倍と言われています。

それだけでなく、免疫力UPに繋がるビタミンAや
舌や唇、皮膚、目の健康を助ける
ビタミンB2等が多く含まれることも特徴の一つです。

一方で、豆乳には鉄や食物繊維等
牛乳に含まれない栄養素を含むほか、
低脂質である事も大きな魅力の一つでもあります。

実は、多くの方が疑問に思うたんぱく質の量は、
牛乳と豆乳では大きな差が無いのです。

このように、体内の正常な機能を保つ上で幅広く
栄養素を含むことが牛乳のポイントであり、
低カロリー・低たんぱくでダイエットに向くのが、
豆乳のポイントであります!

 ●どちらとも取り入れよう!
私たちの身体にとって必要な栄養素は、
牛乳と豆乳の両方に含まれているため、
どちらか一方ではなく両方を取り入れることが重要です。

私たちの身の回りには、見た目は似ているが、
働きや効果などが異なる食材が多く存在します。

どちらが体に良い、悪いではなく
食材に含まれる栄養素の違いを知り、
バランス良く取り入れることが重要です。

いかがでしたでしょうか。
今回、牛乳と豆乳の違いの謎が解けたでしょうか。
食事や食材について、疑問や質問等がございましたら
いつでもウェルネスダイニングまでお問い合わせください。

最後まで、お読みいただきありがとうございます。

まとめ

 ●牛乳と豆乳は乳製品?

牛乳は乳製品、豆乳は大豆製品に分類!

 ●牛乳と豆乳の栄養素の違い

カルシウム      :牛乳>豆乳
ビタミンA、ビタミンB2 :牛乳>豆乳
脂質         :牛乳>豆乳
鉄          :豆乳>牛乳
食物繊維       :豆乳>牛乳
たんぱく質      :牛乳=豆乳

 ●どちらとも取り入れよう!

牛乳と豆乳の両方に私たちの身体にとって必要な栄養素を含みます!
どちらか一方ではなく両方を取り入れることが重要!